書籍『医師が教える 赤ちゃんのまぁるい頭の育て方』

書籍『医師が教える 赤ちゃんのまぁるい頭の育て方』

赤ちゃんの頭のゆがみを知るための決定版

お茶の水頭痛めまいクリニック様より素晴らしい本をご恵贈いただきました。

その名も『医師が教える 赤ちゃんのまぁるい頭の育て方』

お茶の水頭痛めまいクリニックの院長先生と専門医師の先生が書かれた、
赤ちゃんの頭のゆがみが気になる方や、ヘルメット治療を検討されているご家族にとって、とても心強い内容がまとまった一冊です。

妊娠中のご家族にも知っていただきたい情報が多く、育児準備の段階から役立つ知識が詰まっています。

 

専門の先生がまとめてくれる“安心感”

ヘルメット治療に関しては認知度も低く、小児科の先生や乳児健診で相談しても、そのうち良くなるから・・・と言われたりと、不安が拭えないことがとても多いです。

自分で調べるにも、情報が溢れる今、どれを信じるべきか迷ってしまうことが多いですよね。

この本は、赤ちゃんの頭のゆがみについて専門の先生が体系的にまとめてくださっているため、読んでいてとても安心できます。

頭のゆがみをそのままにしておくとどういう影響があるのか、このままでよくなるのか、
ゆがみの原因は何か、そういった疑問が解消されることでしょう。

 

本書で学べる主な内容

本書では、赤ちゃんの頭のゆがみについて幅広く、しかも分かりやすくまとめられています。

  • 頭のゆがみが増えている理由
  • 赤ちゃんの頭がゆがみやすい仕組み
  • ゆがみが与える影響
  • ヘルメット治療について
  • 実際の症例紹介
  • ご家庭でできる予防・セルフケア
  • もっと知っておきたい知識

頭のゆがみについて初めて知る方も、すでにヘルメット治療中の方も、理解を深められる内容になっています。

 

プレパパ・プレママにもぜひ読んでほしい理由

頭の形のゆがみやヘルメット治療という選択肢は、まだまだ認知度が高いとはいえません。我が子の頭の歪みが気になってから、自分で調べてそこで初めて知るという方が多いのではないでしょうか?

しかし、知っていることで防げること・気づけることがたくさんあります。

妊娠中から知っておくことで「後悔しない選択」がしやすくなります。

私は、息子が赤ちゃんだった当時、ヘルメット治療の存在すら知りませんでした。
頭の形が気になるものの、そのうち治るよというお医者さんの言葉を信じていました。
結果、ヘルメット治療の開始時期が遅れてしまったことを少し後悔しています。

頭のゆがみは、病気が原因の場合もあるので、乳児健診の項目にもなればいいのにと個人的には思っています。

 

気になっていた“数値の見方”までわかる本

個人的にとても良いなと思ったのは、
頭のゆがみを測定した際の数値指標や、その見方がわかりやすく説明されている点。

専門用語が多くて理解しづらかった部分がスッと整理され、「そういうことだったのか!」と腑に落ちる内容になっています。

息子がヘルメット治療を受けた当時、クリニックで詳しい説明は受けたものの、
我が子の数値はどれほどのものなのか、気になって細かく調べた記憶があります。
この本には計測値から見る重症度が書かれているので、基準を知るのにも役立ちます。

とはいえ、そこまで細かく気になる方はごく少数かもしれませんが(笑)。

 

知ることが、赤ちゃんの未来の選択肢を広げる

赤ちゃんの頭の形については、知らないまま過ぎてしまうことも多い分野です。
でも、知識があることで「気づけるタイミング」や「取れる行動」が変わります。

この本は、まさにその“気づき”を与えてくれる一冊だと感じました。

赤ちゃんの頭のゆがみについて、信頼できる情報を知りたい方に、とてもおすすめです。
気になる方は、ぜひ一度読んでみてください。


『医師が教える 赤ちゃんのまぁるい頭の育て方』

著者:片桐 彰久、長野 伸彦

出版社:現代書林


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